(X)HTML target指定の話
Strictじゃ非推奨(XHTML1.1だと廃止)だったのか と今更知ったわけですが。
…これは結構前に流行った話ですね。
会社のサイトを作っている以上、web標準を心掛けつつ、ユーザーの使い勝手にも気を配ってます。少しだけ。
まぁそんなたいそうなサイトじゃないので(数えられる程度のページしかないし)、そこまでする必要があるのかと問われたら微妙なところですが、一応後の人が更新しやすいように、ソース見やすいように、と。
辞める気満々です。
さて、タイトルの話に戻って――
たとえば 別窓で開く(target="_blank") だったらこんな感じで使います。
(凄く簡単なことですがpreタグなんて仕事じゃ使わないので使ってみたかったwww)
<a href="http://www.hatena.ne.jp/" target="_blank">はてな</a>
すると、はてなという文字にリンクが張られて、クリックすると別窓で表示されるのです。
はてな
Strictで別窓表示するためにはJavaScriptを使うとかそういう技術面は分からないので置いておいて――
今まで深く考えず徘徊してた経験で外部リンクを別窓表示にしていたのですが、それについて色々意見がある(あった)らしいことを知りました。
target指定してしまうと、ユーザの選択肢がなくなる …とか何とか。
あぁ、IE6でも右クリックで『新しいウィンドウで開く』ってコマンドがあったし、狐でもマウスの中クリックで『新しいタブで開く』っていうショートカットもあるしなぁ。
target指定していなければ、別窓で開くって選択肢もあるのか。
極端な話、target指定していないがために、別窓で開けない><なんて言ってる閲覧者は、ちょっとお勉強すればいいんでない?それもしないなら勝手に不幸になればいい。という意見まであった。
かなり意訳ですけど。
一瞬、なるほどと思ってしまったのですが、指定してあってもなくても、右クリックメニューから指定できたり、中クリックで新タブに開けたりするわけだから、結局のところブラウザによるところが大きいんじゃないの?と思ったのです。
主要ブラウザが"同窓で開く"ってコマンド用意してなかっただけのことで。
狐使ってて、"同窓で開く"をマウスのショートカットであったらいいなぁと思うこともあるけれど、GMやアドオン入れればいいだけのこと。
たくさん勉強した人は『自分はここまで勉強したんだ。意見言うならお前も勉強して来い』じゃなくて、たくさん勉強した人こそちょっと苦労すればいいじゃないですか。
何も知らない人は、勉強不足というより、勉強の仕方がわからないって人のが多いのが現実でしょうし。
知らない人が追いつくまで待つよりも、自分を高めたほうがとっても有意義だと思います。
1m歩くのに大人は1歩でも子供は2歩。
ハイハイしてる赤ちゃんは歩くことから教えなきゃいけない。
それなら大人が歩幅を合わせてみたり、ゆっくり歩いてみたり、抱っこしてみたりすればいい。
成長ってかなりの労力が必要だから、んな何人いるかも分からないwebの世界で全ての人に対して手取り足取りなんて無理だし(面倒だし)、解決を望むならそこが妥協点じゃないかと考えます。
ということでTransitionalにして、スタンダードなtarget指定をしていこうと思ったのでした。